企画展「全国津々浦々 山頭火の句碑をめぐる」

開催期間
令和3年4月10日(土)~6月27日(日)

 自由律俳人種田山頭火の句碑は、北は北海道から南は鹿児島まで各地に建てられ、その数は現在500基を超えています。これだけの数の句碑が建っているのは、山頭火が全国各地に足跡を残した証であり、同時に多くの人が山頭火に魅せられ、継承してきた証でもあります。
 今回は、『句碑』の写真や『句碑拓本』を、その句の背景にある山頭火の言葉とともにご紹介しました。
 句碑の写真は、放浪の旅に出発したときの句「分け入つても分け入つても青い山」の句碑から、句を詠んだ年代順に、亡くなる一か月前の「濁れる水のながれつゝ澄む」の句碑まで計14点展示。さらに、句碑になった句の直筆資料や、句碑から採った「拓本」も展示し、句碑から伝わる山頭火の句の魅力をご覧いただきました。

【展示資料一覧】