過去の企画展を振り返ります

山頭火ふるさと館企画展

企 画 展 イベント 過去の企画展
  •  自然を詠む~山頭火のまなざし~
     会期:令和元年6月28日~9月8日  

     自由律俳人の種田山頭火は自然を題材にした句を多く詠んでいます。それらの句を読むと野山を歩く
     旅の途中や一人で暮らす庵で、自然を身近に感じ、慰められ、生きる力を得ていたことが伺えます。
     この企画展では、山頭火が自然をどのように詠んでいるか、その”まなざし”をとおして自然をどのよ
     うに受け止めているかを考察しました。
     山頭火を書いた現代人
     会期:平成31年4月13日~令和元年6月23日

     大正から昭和初期にかけて活躍した自由律俳人として知られる山頭火は、その生き方、俳句によって
     現代に生きる我々をも魅了します。この企画展では、山頭火ブームの火付け役となった永六輔や、防
     府市にゆかりのある方々等、現代人7名を取り上げ、それらの人々が山頭火句を書画で表現した作品
     を展示しました。
     現代まで衰えない山頭火の魅力を身近に感じていただく展示となりました。。
     うしろすがたが見つめた先に~山頭火の一人旅~
     会期:平成31年2月8日~4月7日
     うしろすがたのしぐれてゆくか」という句には、山頭火が自分の生き方、在り方を見つめ続けた心情
     が反映されているように見て取れます。
     一方、人々はどのように山頭火を見ていたのでしょうか。
     この企画展では、山頭火が見つめた自分の「うしろすがた」と人々の目に映った山頭火の姿をお楽し
     みいただきました。   
     淡きこと水の如し~山頭火の愛した水~
     会期:平成30年12月7日~平成31年2月3日

     豊かな水の流れる防府で生まれ育った山頭火には、水に関する句や文章が数多く残されています。特
     に水を詠んだ句には秀句が多く、山頭火が水に対して特別な思いを抱いていたことがわかります。
     この企画展では、水を詠んだ句や水に対する山頭火の思いがうかがえる資料を展示しました。おい
     しい水を好んで飲み、水のような人生を願っていた山頭火の生き方をご覧いただきました。
     常識を打ち砕け!自由への誘い~自由律という名のルール~  
     会期:平成30年10月13日~12月2日
     今から約150年前、日本にとって激動の時代が始まります。それは、文学の世界にとっても同様で
     した。この企画展では、明治期に確立した近代の定型俳句から自由を求めて、「自由律俳句」が確立
     されていった時代の作品を展示しています。初めて定型俳句の制約を破った「新傾向俳句」の時代と、
     雑誌「層雲」が中心となってさらなる自由を求めた時代に分け、それぞれの時代で山頭火や同時代の
     俳人が作った新しい形の俳句や新しい俳句論などをご紹介しました。
     特別企画展 山頭火を囲む人々
     会期:平成30年7月6日~10月8日

     種田山頭火は、その数奇な人生の途上、さまざまな人物と出会い、互いに影響を受け合ってきまし
     た。この特別企画展では、それら影響を与えた人物たちの中から、「新傾向俳句」を生み、山頭火
     の憧れであった「河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)」、「自由律俳句」を提唱し、山頭火の師
     であった「荻原井泉水(おぎわらせいせんすい)」、山頭火に通ずる人生を送り、互いに意識しあっ
     た「尾崎放哉(おざきほうさい)」を取り上げました。

     山頭火と定型俳句~初期の創作活動を探る~
     会期:平成30年5月11日~7月1日
     自由律俳句の代表的な俳人、種田山頭火。現在多くの人に親しまれている句は、大正15年以降に詠ま
     れたものです。しかし山頭火が本格的な俳句活動を始めたのは明治の終わり頃であり、河東碧梧桐や
     荻原井泉水を中心に定型俳句の五・七・五のリズムを脱した新しい俳句を模索していた時期と重なり
     ます。山頭火も「田螺公(でんらこう)」という俳号で、定型俳句を詠むと同時にリズムを崩した俳
     句も詠んでいました。この企画展では、大正15年以前の俳句活動を「初期の俳句活動」と見て、山頭
     火の俳句が定型俳句から試行錯誤を経て山頭火らしい自由律俳句に至る変遷をたどりました。
     山頭火とふるさと防府
     会期:平成30年3月10日~5月6日  

     防府で生まれ育った山頭火は、防府を去ったのちも俳句や日記などでふるさとのことをしばしば述
     べています。この企画展では、山頭火の俳句や日記等からふるさとに対する想いが感じられるもの
     を、防府から離れていた行乞の時代、防府を近くに感じることの多かった其中庵時代など、時代ごと
     に区分して紹介いたしました。。
     山頭火ふるさと館コレクション展示~山頭火の「旅空」~   
     会期:平成30年1月14日~3月5日

     全国各地を行乞してまわる中で多くの句を作った山頭火の作品には、「空」に関するものが多く見
     受けられます。この展示では「山頭火の旅空」と称し山頭火が雨に濡れても炎天にさらされても歩
     き続け、あるいは雲や風によって行乞への思いを募らせていたことがうかがえる作品を集めました。
     また、全国行脚を試みその途上で句作を行った、山頭火にとって先人とも言える河東碧梧桐・荻原
     井泉水の作品もご紹介いたしました。  
     開館特別企画展 山頭火の句 名筆特選~百年目のふるさと~
     会期:平成29年10月7日~平成30年1月8日 
     山頭火ふるさと館は、防府の生んだ漂泊の俳人、種田山頭火の顕彰施設として開館しました。
     山頭火は、1882年に防府で生まれ、ふるさとで文学と出会い、才能を開花させていきました。
     しかし、一家離散などにより一度は俳壇の表舞台から姿を消します。彼が再び姿を現すのは、1926
     年、行乞流転の旅に出てからです。様々な場所で、様々な経験を積んだ彼の句は、現在においても
     人々の心を惹きつけて止みません。この企画展では開館特別企画展として、山頭火の生涯を、直筆
     の作品群を通じてまとめました。